「ごあいさつ」

 

はじめまして。あゆみ助産院の岡村です。

 

以前、病院勤務をしていた頃、

「もっと一人ひとりのお母さんと長くじっくり関わりたい。」

そんな思いに駆られていました。

出産や産後に関わる期間は短く、5日程で退院してしまうお母さんと赤ちゃんをずっと追ってみる事が出来なかったからです。
ちょうどそんな時期、私も妊娠する機会に恵まれました。

自然出産にも興味を持ち始め、その時初めて「助産院」と言う扉を開きました。助産師さんより、妊娠中から自分の身体と向き合い、産むための身体と心を作ることが大事だと教わりました。

 

やるだけの事をやり、「今の自分に悔いはない」そんな思いで出産を迎え、出産当日も、陣痛に耐える私や家族を見守り励まして下さり、「産む」と言う何とも言えない感動を味わわせて貰いました。

 

産後、隣に寝る我が子の世話をしながら、家のようにゆったりとした生活、褥婦を大切にしてくれるケアとマッサージに心癒され、美味しい食事で、心温まる幸せな入院生活を経験しました。

 

そして、いつかこんなケアをお母さん達に提供出来たらと言う思いで11年間の病院勤務を退職し、2007年より出張専門にて開業届を出し、地域へ出ました。

出産した「助産院ウテキアニ」の高橋小百合氏のもとで11年間学び、助産院や自宅での出産介助、産後ケアや母乳育児相談等を続けてまいりましたが、出張のみに限界を感じ、「もっと妊産婦さん、お母さん方のケアを充実させたい。」という思いで、2018年、松本市渚に「助産所」を開設しました。

 

これからも地域に密着したケアと、お母さん方お1人おひとりの気持ちに寄り添い、共に喜び、共に泣き、共に歩んで行かれたらと言う思いでおります。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

      「助産師紹介」

1995年3月 信州大学医療技術短期大学専攻科助産学科卒業

      その後11年間、東京、松本市、安曇野市の産婦人科病棟・救急病棟に勤務

      2003年長女出産 2006年次女出産

2007年4月 松本市にあゆみ助産院を出張専門にて開院 

      松本市を中心に、安曇野市・塩尻市・大町市の妊産褥婦さんを対象に、自宅・助産院の出産介助、

      産後のケア、乳房ケア、育児相談等に携わる

 2018年7月 松本市渚に「あゆみ助産院」を開設

 2024年1月 認定エキスパート産後ケアプロバイダー (一社)日本子育て包括支援推進機構